7月19日午後、公明党の山口那津男代表が記者団からの取材に応じ、
安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件をめぐり、政治と宗教の適切な関係性を問われるも
「コメント控える」という旨の発言をしたとして、炎上する事態となってます。
今回はなぜそんな発言をしたのか、世間の反応についてまとめてみました。
報道内容
公明党の山口那津男代表は19日、安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件をめぐり、政治と宗教の適切な関係性を問われ、「捜査が進展中なのでコメントは控えたい。状況をしっかり見極めたい」と述べた。
首相官邸で記者団の取材に応じた。同党は宗教法人の創価学会を支持母体としている。
事件の容疑者は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を恨んでおり、安倍氏と関係があると思ったとの趣旨の供述をしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c41ba9edf3fad0e74265f90770339cd030412b1
「カルト宗教は良くない」という日本の政治家であれば当然言うべき言葉が出てこない公明党の山口代表。https://t.co/C9rrb4X1pK
— ひろゆき (@hirox246) July 19, 2022
ひろゆきさんもTwitterで言及していますが、現在統一教会の悪質とも言える献金問題や
自民党との関係で世間を騒がしている中、公明党の代表である山口那津男氏は
ノーコメントという対応に至りました。
なぜそのようなコメントに至ったのでしょうか?
日本には政教分離というものが大前提としてあるので、一政治家としては何かしらの
コメントはしてほしいものですよね。
もしかしたら創価学会にも未だに統一教会と似たような文化があったり、
下手な発言をすると、同党や信者の人々からの反感を買ってしまう可能性があるから
あえてコメントを控えたのかもしれません。
世間の反応
捜査は進展中だけど、国民の宗教と政治に対する疑念も進展中なんです。 ここで、政治と宗教の問題について、何の言及もしない理由にはならないです。 ましてや、公明党は与党なんですよね。 でしたら、政府の政策決定にも影響を及ぼしこともできるわけで、国民から宗教と政治の問題の当事者と受け取ら公明党は、この件について自らのスタンスを説明しないほうがおかしいと思う。
こんな時にこそ語らないといけないのではないか? 政権与党でもあり、支持母体に宗教団体があるのだから、むしろ公明ほど語れる立場もないだろうに。
少なくとも何も語れないなら与党でいる必要はない。少し前まで連立相手の仲間を宗教に恨み持つ人に、選挙期間に、国民の前で凶行が行われたのだから。 今こそ語るべき。語れないなら与党から離れるべき。
国民と対話姿勢がない様に感じる。 「宗教団体は政党を支持しているが、 政府や政党として特定の宗教団体を支持している訳ではない。(個人は別として)」 というくらいのメッセージくらい出さないと、色々と辻褄が合わなくなると思う。
政教分離が一番出来ていない、そのことが周知の事実の政党だからね。その党の党首がコメントを控えるのはごく自然とも言える。 ただ、公明党以外を支持する与野党問わずの有権者がそれで納得するかどうかは全く別の話で、政教分離が一番出来ていないことが周知の事実の政党の党首だからこそ、この宗教絡みの事件についてコメントしてほしいところ。 ある意味で統一教会を否定しつつ公明党が政教分離できていないことを正当化できる機会を逸したとも言えるし、政治と宗教の関係で自党は後ろ暗いところがありますよって自白しているようなもの。
これを機に公明党の存在も議論にのぼらせた方が良いと思います。 政教分離原則があるのに、その適用を有耶無耶にするのはやはり問題であると思います。 適用をうやむやにしないためにも、要件を設定し、検察や裁判所により、画一的に制裁が打てるようにするべきだと思います。
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